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さてシングルモルト列もラス２。本日は左から14番目のアードベッグ(10年)をハイボール試飲です。
その強烈なピート香と「正露丸みたいな…」と例えられるクセの強さで、あまりウイスキーを飲まない方でもご存知の方が多いかと思います。確かに好き嫌いがハッキリと分かれてしまいがちな一本ですが、その強いスモーキーさの裏から立ち上がってくる甘みやしっかりとしたモルト感など、とても調和の取れた上質なウイスキーではないかと思いますね。

さて本日はシングルモルト列左から13番目、ラフロイグのセレクトカスクをハイボール試飲です。昨日のラフロイグ(10年)と比較して例の薬っぽいヨード香が控えめ、反面、アルコール香は強く感じます。さすがにラフロイグなのでハイボールでも充分スモーキーさがあります。甘みは10年の方が感じる印象です。

さて本日はシングルモルト列左から12番目、ラフロイグをハイボール試飲です。しっかりとしたスモーキーさと豊かな風味で人気のアイラウイスキーです。ハイボールにするとそれらは少し和らぐものの、逆にむしろそのピーティーさが爽快に感じたり甘みもしっかり立ち上がってくる感。個人的にはハイボールにとても良く合うシングルモルトだと思います。

本日はシングルモルト列左から11番目、ボウモアをハイボール試飲です。強いピートの香りが大きな特徴であるアイラ島のシングルモルトです。ボウモアは比較的その特徴が軽め。ハイボールだとスモーキーさも良い具合に和らいで、アイラが苦手な方のお試しにも丁度良いかと。

お休み明け、シングルモルト列左から10番目、タリスカーハイボール試飲です。地域はアイランズ。その知名度の高さと共に、ブラックペッパーをまぶしたスタイルのハイボールでも良く知られた銘柄かと思います。ペッパーの香りと風味が甘みを引き立ててとても美味ですね。

本日はシングルモルト列左から9番目、スキャパをハイボール試飲です。地域はアイランズ。さっぱりと重くない味わい。ピート感もなく、とても飲みやすいジャンルのシングルモルトだと思います。ストレートでもフルーティーでさわやかな風味なので、ハイボールにしてもその印象は変わらずサラッと飲めますね。

本日もシングルモルト列、引き続き左から8番目のアイルオブジュラをハイボール試飲です。地域はアイランズのジュラ島、調べてみると人より鹿の方が多いらしいです。奈良？ ストレートでもアルコール臭はさほど強くなくサラッと飲めます。さわやかな果物の風味と樽感みたいなウッディさも感じますね。

本日はシングルモルト列左から7番目、ハイランドパークをハイボール試飲です。地域はハイランド…と思いきやアイランズ(オークニー諸島)です。ほんのりしたスモーキーさと甘みのバランスが良く、島ごとに風味の異なるアイランズの中でもとても飲みやすいシングルモルトだと思います。

本日はシングルモルト列左から6番目、これやりはじめてからいつかは来ると思ってたんですが、ついにマッカランまでをもハイボール試飲です。なんて贅沢＆暴挙。さてそのマッカランハイボール、今回意外だったのは、作るとすごく泡が立ったことです。もちろんゆっくり注いだんですが、それはもうバーボンハイボールを作っている時並みに。今回のはシェリーオークですがその辺りも関連があったりするんでしょうかねぇ？

本日はカウンター前列左から5番目、グレングラントをハイボール試飲です。地域はこちらもスペイサイド。イメージの通り軽やかですが案外アルコール感があります。ドライフルーツのような少し特徴のある風味。ハイボールにしてもその印象は健在です。しっかり美味しくてさわやか。